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「まぐろ丼」の由来

先日、若い方と話していて気づいた事。
まぐろ丼の由来のような話しです。

私が高校を出て東京のホテルに就職し夏休みに帰省した時、
父親に「まぐろ丼」の看板を書いて欲しいと言われました。
※美術が得意だったので^^

「ん! まぐろ丼ってどんなの?」 ※当時

「まぐろを醤油ダレに軽く漬けて白いご飯に盛った丼」と聞きました。
食べたらこれが旨い!

この話しを職場の先輩にしたらそれ「東丼(あずまどん)だろ」と
言われました。 「すし屋では、鉄火丼(てっかどん)って言うんだよ。」

そうなんですか・・・ なんで「東丼」っ言うんですか?
「朝陽。東の空から上る太陽を例えているんだよ」

鉄火丼は?
「包丁や刀を作るとき鉄を真っ赤に焼いてたたき伸ばすだろ。
その真っ赤に焼けた鉄の状態に例えているのさ」

なるほど~。

もう20年くらい前の話しです。その当時そう呼ばれていたというお話し。

ちなみに、和食店では「酢めし」は通常用意していないので
白いご飯にまぐろを盛ったものが提供されて、
逆に寿司店では、「酢めし」しか用意していないので
酢めしに盛ったものが提供されていました。

なら、「まぐろ丼」ってまぐろの町・三浦発の造語だろ!
と思い、三崎まぐろ倶楽部の宗よしさんに聞くと

「築地のまぐろ屋が、賄(まかない※従業員の食事)に
裁いたまぐろの骨に残るスキ身をご飯にのせて食べていた。
それを、まぐろ丼と言ってたらしいんだよ。そっちの方が先だったんだ。
三浦発のネーミングとは言えないんだよね~」

今では、「まぐろ丼」の方が知れ渡っているので
かえって若い方には「東丼」「鉄火丼」は、初耳の方も
多いのかもしれませんね。最近は、お寿司屋さんでも
「まぐろ丼」とメニュー名に書いている所もありますしね。

決して定義があるわけでは無いと思います。

料理名ですので、できるだけ時代にあった分り易い名前が
いいのだと思います。

余禄です。
福の家は、たまり醤油・他調味料・昆布等を入れ沸かし冷ましたモノを
「まぐろ丼のタレ」として仕込んでいます。

赤身はタレに軽く漬けてご飯に盛ります。中とろは色身を
殺さないように裏面にだけタレをぬって盛っています。

お好みで「わさび醤油」を掛けて加減をとって
召し上がって頂くのが福の家スタイルです^^

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